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今任

WRITER 今任

2024年7月26日
お役立ちコラム

入母屋住宅のメリット・デメリットについて

福岡でエアコン一台で全部屋同じ温度になる家を建てている、健康住宅株式会社の今任がお届けします。

今回は高性能住宅とは反対の、昔ながらの日本家屋の入母屋住宅についてのお話に引き続き、入母屋屋根の『メリット』『デメリット』についてお話したいと思います。

*特に都市部においては姿を消しつつある入母屋屋根ですが、屋根の機能が劣っているというわけではありません。神社や仏閣など、重要な建物に採用されていることからも、沢山の『メリット』があります。

・重厚で高級感のある外観

 入母屋屋根の最大の魅力は、重厚で高級感溢れる見た目にあります。特に日本瓦との相性は抜群で、瓦の持つ美しさを最大限引き出すことのできる屋根形状といえます。伝統的な和風建築にも 採用されていることから、日本の風土や環境にもしっかりと馴染んでくれます。   

・耐風性が高い

 入り母屋は、寄棟となる下部が4方向に軒を下ろしているので、壁が風の影響を直接受けにくくなります。なので台風の多い地域でも安心して暮らすことができます。更に、4方向に下りた軒は 雨が壁に直接あたらないので、壁の劣化も防ぐことができます。 

・優れた換気性能

 入母屋屋根は、切妻屋根と同じく高低差の有る広い屋根裏を実現できます。広い屋根裏は効率よく空気の流れを作ることができるため、換気性能は高いといえます。
 建物の換気性能が高いと、カビの発生を防いでくれますし、骨格が腐食しずらくなり、長く住み続けることが可能となります。さらに屋根裏に広い空間を確保することで 断熱性能も向上し、光熱費を削減することにもつながります。

*入り母屋には、『デメリット』も多く存在しています。入母屋屋根の採用を検討でしたら、以下のようなデメリットがあることも、考慮に入れてください。

・建築コストが高い

 入母屋屋根は、形状が複雑なため作るのにも手間がかかります。作るまでに多くの日数を必要とするので、その分人件費がかかります。また複雑な入母屋屋根を施工できる職人さんが減少傾向なので、人件費が高騰してしまいます。しかも屋根面積も大きくなりますので、その分屋根材も沢山必要となります。更に屋根面積は、初期費用だけでなくメンテナンスコストも高額になります。 

・雨漏りのリスクが高い

 入母屋屋根の形状は複雑なため、その分屋根同士の接合部分も多くなります。屋根の接合部分は隙間が生じやすいため、その分雨漏りのリスクは高くなります。
 更に、一度雨漏りが発生してしまうと、複雑な構造から原因を特定するのが困難です。 

・屋根が重い

 入母屋屋根は、切妻屋根と寄棟屋根が合わさった形状となるため、通常の屋根に比べて重量が重くなります。しかも入母屋屋根に使われる屋根材は日本瓦がメインとなっていますので、余計に重量は増してしまっているのです。建物の上部に重量が集中すると言う事は、それだけ揺れに対して弱くなるということですので、軽量な屋根に比べると耐震性の面では不利です。

*入母屋屋根は雨漏りのリスクが高いと言いましたが、ではどの部分が雨漏りが発生しやすいのでしょうか

・降り棟と隅棟が交差する部分
 

降り棟と隅棟は、屋根形状が切り替わる付近で交差します。棟が交差する部分はどうしても谷のようになり、水が溜まりやすくなるので、雨漏りのリスクが高くなります。屋根の弱点となる谷部には、補強のため板金が施されていますが、板金も錆や劣化によりダメになってくるので油断はできません。 

・漆喰の劣化

 入母屋屋根には、日本瓦が使われることがほとんどです。日本瓦を使う際は、漆喰で隙間を埋めることで防水性能を高めています。この漆喰が劣化して剥がれてしまうと、雨漏りが発生する原因になります。以上のように一度雨漏りが発生すれば、複雑な構造から原因を特定するのも一苦労ですので、定期的なメンテナンスを実施することが、何より大切なことだといえます。

 


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